こんばんは。ちゃぬです。
最近はお腹が張ることも増えて、出産が近いということを実感しています。ドキドキ(TдT)
長期優良住宅
さて先日、長期優良住宅について書きました。
長期優良住宅の認定を受けるとたくさんのメリットがありますし、誰かに新築したお話するときに、
「うちは長期優良住宅にしたよ!」
って言いたい気がします^^
でも、アイ工務店で新築する場合は別途申請が必要なのです。
アイ工務店の– Ees –という商品では長期優良住宅に標準対応しているとのことですが、お見積書にも「長期優良住宅の申請費用は別途必要です」
と、しっかり記載がありました。
では、いったいいくら必要なのでしょう?
せっかく税金控除などの優遇があっても、申請費用が高ければ意味がないですよね!
先日の打ち合わせのときにきいてみました!
「約30万円です。」
高くないですか?
他のハウスメーカーがいくらで申請しているかはわかりませんが、30万円の申請費用を出してでも「長期優良住宅」にするメリットはあるのでしょうか?
というわけで、
シミュレーションしてみました。
長期優良住宅のシミュレーション
住宅ローン控除が10年間続きますので、10年間のシミュレーションにしてみます。
- 住宅ローン控除
新築する際の住宅ローン控除がありますが、通常年間40万円上限で10年間受けれますので、トータル最大400万円ですが、
長期優良住宅だと年間最大50万円、10年間で最大500万円の税金控除が受けれます。
これについてですが、あくまでも控除されるもの。
納めた所得税や住民税よりも多い金額が戻ってくることはありません。
ちゃぬたちの借入額や収入の場合、おそらく通常の上限の年間40万円には達しませんので、長期優良住宅にしても意味がありません。
・一般住宅 年間控除額40万円以下
・長期優良住宅 年間控除額40万円以下
差額無し
- 固定資産税
一般の住宅では固定資産税が3年間半額になりますが、
長期優良住宅はその半額期間が5年間です。
2年間ぶんの固定資産税に差がでますね。
固定資産税がいくらになるのかはまだわかりませんが、高めに予想しても20万円はいかないでしょう。
ざっくりとした予想ですが
・一般住宅 10 10 10 20 20 20 20・・・
・長期優良住宅 10 10 10 10 10 20 20・・・
赤マーカーが半額期間です。
4年目と5年目に差額が発生しますね。
差額 約20万円お得!
- アパートの家賃
これは、他の方には関係ないかもしれませんが、うちは大きく影響します。
どういうことかというと、
長期優良住宅の申請を行うと、認定されるまでに時間がかかるのです。それにともなって、お家の引き渡しが遅くなるのです。
標準的な長期優良住宅の申請手続き
・計画の作成
・登録住宅性能評価機関へ事前審査依頼
・登録住宅性能評価機関の審査
・登録住宅性能評価機関から「適合証」受理
・所管行政庁へ認定申請(適合証も提出)
・所管行政庁の審査
・所管行政庁から認定通知書受理
こんなにたくさんやることが増えるとたしかに時間がかかりそうですね。
これに伴って、今住んでいるアパートの家賃をその分払わないといけません。仮に1ヶ月遅くなったとすると家賃が約7万円ですので
(光熱費は省きます)
・一般住宅 0円
・長期優良住宅 約-7万円
差額 約7万円の損
- メンテンナンス費用
長期優良住宅にすると、定期的なメンテナンスが義務付けられます。
10年後に1度だけメンテナンスするとします。
いくらかかるかわかりませんが、5万円くらい必要だとします。
・一般住宅 0円
・長期優良住宅 約-5万円
差額 約5万円の出費
他にも免税や補助金などはありますが、うちの場合はこれくらいが大きく影響するところでしょうか。
- 差額をまとめてみると
・一般住宅
申請費用 0円
住宅ローン控除 0円
固定資産税 -20万円
アパートの家賃 0円
義務メンテナンス 0円
・長期優良住宅
申請費用 -30万円
住宅ローン控除 0円
固定資産税 0円
アパートの家賃 -7万円
義務メンテナンス -5万円
まとめ
うちの場合長期優良住宅にするとかなり出費がかさむことがわかりました。
申請期間で引き渡し日が遅れて、無駄な家賃が発生するところが大きいですね。
でも、もしお家を売却することがあれば、「長期優良住宅」と認定されていれば評価額が上がるようです。
まとめると、
長期優良住宅の仕様にはするが申請はしない!
これで落ち着きました(^▽^)